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Rays GyMトレーナーの田原です!

はじめに

妊娠中の運動はお腹に負担をかけてしまう恐れから運動は控え、できるだけ安静に過ごされていることがほとんどだと思います。

もちろん過度な激しい運動は絶対に禁止です!

ですが、適度な運度は医師からの禁止令がない限り正しいやり方であるのならば行っても良いです。

今回は、出産前後のトレーニングについて紹介していきます。

 

妊娠中の運動禁止は時代遅れ!?

妊娠・出産を機に太ってしまって、そこから元の体型に戻らないどころか更に太ってしまった、という女性の声をよく耳にします。

女性のなかで、妊娠したら太っても仕方がないと思っている方が大半だと思います。

妊娠中に安静にしていたことにより、運動習慣がなくなり子育てのストレスから食べてばかりいたことにより太ってしまいます。

出産後は、子育てが忙しく運動できないどころか自分の時間がなかなか取れないと言います。

その結果。運動不足や太ってしまうことは健康的にもよくありません。

高強度の運動ではなく、まずは少し体を動かしてみることから運動してあげることが大事です。

 

妊婦にも運動推奨

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日本でも近年「妊娠中に体重が増えすぎないようにしましょう」と医師が指導することが多くなってきています。

ただ、どんな内容でどれくらい動かした方がいいのかは、詳しく説明されないようです。

運動ではなく、食事を気をつけてあまり太らないようにしましょうと言われるそうです。

妊娠中も運動することで、腰痛予防や過度な体重増加、帝王切開などの周産期の合併症を予防できる可能性があると近年わかったきています。

米国産婦人科学会では、1日最低20~30分間、中強度で週の大半あるいは、毎日実施を推奨しています。

 

運動してはいけないケース

<絶対禁忌>

(母体や胎児の命にもかかわる場合)

  • 血行動態的に明らかな心疾患
  • 拘束性の肺疾患
  • 不全頸管/締結
  • 早産リスクのある多胎妊娠
  • 中期もしくは後期の持続性出血
  • 26 週以降の前置胎盤
  • 今回の妊娠での切迫早産
  • 破水
  • 子癇前症 /妊娠高血压症候群
  • 重症貧血
<相対禁忌>

(通常避けるべき場合)

  • 貧血
  • 未評価の母体不整脈
  • 慢性気管支炎
  • コントロール不良な1型糖尿病
  • 病的肥満
  • 極端な痩せ(BMI < 12)
  • 極端な身体不活動歴
  • 今回の妊娠での子宮内発育遅延
  • コントロール不良の高血圧
  • 整形外科的な制限
  • コントロール不良な痙攣性疾患
  • コントロール不良な甲状腺機能亢進症
  • ヘビースモーカー
〜妊娠中に運動を中止すべき徴候〜
  • 不正出血
  • 定期的な痛みを伴う収縮
  • 羊水漏出
  • 運動前の息切れ
  • めまい
  • 頭痛
  • 胸痛
  • バランスに影響する筋力低下
  • ふくらはぎの痛み、腫れ

NGな運動

 

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バスケ、サッカー、スキーは禁止です。

バスケやサッカーのようなコンタクトスポーツは避けましょう。

スキーは転倒の危険性が高い為体に大きな負担をかけてしまうので避けるべきです。

日本臨床スポーツ医学会の産婦人科部会が策した「妊婦スポーツの安全管理基準」では、妊婦のスポーツを始める基準として、原則妊娠12週間以降で、妊娠経過に異常がないことを条件としています。

運動自体が流産のリスクを上げる科学的根拠はありませんが、自然流産のほとんどが妊娠12週未満の初期に発生します。

また、妊娠中は体重が増えうまく体のバランスが取れない危険性もあるので、怪我には十分に気をつけましょう。

出産後は効率よく筋トレ

産後の運動は、体力が回復し、体調に問題がなければ少しずつ体を動かしていきましょう。

ですが、産後は特に子育てが忙しく、スポーツジムやヨガなどの施設にいっての運動は厳しいと思いますので、自宅で隙間時間にできる自重でのトレーニングをおすすめします。

子育てで体力も使っているので、運動がストレスにならない範囲で1日10分からでも始めることが大切です。

 

まとめ

今回は出産前後のトレーニングについて紹介してきました。

妊娠中も20~30分の運動をしてあげることが、合併症のリスクを低下させることに効果てきですし、産後太りの抑制にも大きくつながります。

その中でも、妊娠12週間未満の過度な運動は避けましょう。

適度に運動することは妊婦の方でもとても大切なことです。

まずは毎日続けられる範囲で、短時間でも継続することが重要になります。

妊婦の方は是非試してみてください!!

 

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